2025年1月10日 金曜日
口腔機能発達不全症をご存知ですか?
こんにちは😊歯科衛生士の大山です♪
新年が始まりましたね✨
皆さん、年末年始はどのように過ごされましたか?
私は年末に大好きなアイドルのコンサートに行ってきました😄
これから1年間頑張るパワーをたくさんもらってきました💓
さて、今回は口腔機能発達不全症についてのお話です。
口腔機能発達不全症とは、幼児期、学童期に「食べる機能」「話す機能」「その他の機能」などの口腔機能が正常に獲得できていない、機能獲得が遅れている状態のことを指し、歯並びにも大きく影響を及ぼします。
お口に関係する癖が機能獲得に影響を及ぼしていることがあります。
具体的には、舌の位置がいつも下にある(本来は上の前歯の裏に当たっている)、飲み込みのときに舌で前歯を押す癖がある、爪を噛む癖がある、唇を噛む癖がある、いつも口がぽかんとあいている、指しゃぶりやおしゃぶりの長期間の使用、などがあります。
このような癖がある子どもの多くは舌の位置に問題があり、癖をやめたりトレーニングを行うことで「食べ方がキレイになった」「硬いものが食べられるようになった」「歯並びがキレイになった」などの変化を実感できるようになります。
また、コロナ禍でマスクを着用している息苦しさから口呼吸が多くなり、口がぽかんとあいていることも推測されます。
口呼吸は唾液の分泌量が減り、細菌がお口で爆発的に増えるため、むし歯や歯周病のリスクが高まり口臭も強くなるばかりか、歯並びも悪くなりやすいです。
これらは歯科医院での指導やご家庭でもできるトレーニングで改善することもあります!
当院でも、口腔機能発達不全症のチェック、訓練指導を始めています。
ご家族の方にも聞き取りなどでご協力を頂くこともありますので、宜しくお願い致します。
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