国内では最も高いむし歯予防効果を期待されるのが、フッ素塗布です。
フッ素は、歯の再石灰化を強力に促します。
そのため、初期のむし歯には進行抑制に有効とされています。
WHO(世界保健機構)の調査によると、フッ素ブラッシングの効果は500ppm以下の濃度では効果が得られず、1,500ppmは予防効果が高いとされています。
現在は国際基準と同じフッ素濃度1,500ppmを上限とし1,450ppm配合の歯磨き剤が多く出ていますので積極的に使用されることをお勧めします。
当院のメンテナンスでは必要に応じて、高濃度フッ素塗布(9,000ppm)やバーニッシュ塗布(22,600ppm)します。むし歯のリスクが高い方は、自宅で行える「フッ化物洗口」を行い、ダブルのむし歯予防をすることをおすすめします。