2023年5月12日 金曜日
補綴(ホテツ)とは。。
こんにちは!歯科助手の北川です♪
ゴールデンウィークも終わりすっかり日常が戻ってきましたね。
皆さん、ゴールデンウィークは満喫されましたか?
我が家は大阪旅行に出かけ、大阪城、USJ、海遊館、道頓堀、通天閣・・
と、とことん遊んできました😊
さて、今回は補綴(ホテツ)についてのお話です🦷
皆さん、補綴(ホテツ)という言葉をご存じですか?
補綴とは身体の欠損した部分を人工物で補うことをいいますが、
歯科では天然歯を失うことになってしまった際に人工物で補う治療のことをいいます。
補綴治療を行うことで、見た目だけでなく、うまく噛めない、話せないといった問題を解決して
健康を維持することが可能となります。
ブリッジや義歯、インプラントといった治療を行いますが、それぞれに長所短所があり、
しっかりと検討し納得した上で治療することが大切です!!
まずはブリッジです。ブリッジは失った歯の両隣の歯を土台として被せものをする治療です。
違和感が少なく、治療期間が短くすむのが長所です!
噛み心地も比較的よいため食事もしっかりとることができます。
一方で両隣の歯を削る必要があるため、左右の歯の寿命が短くなってしまうこと、
清掃が難しいことが欠点として挙げられます。
隣の歯が天然歯(削っていない歯)の場合は避けたい治療です。
次に義歯です。いわゆる入れ歯のことで部分入れ歯、総入れ歯があります。
長所としては両隣の歯を削る必要がないため健康な歯に優しい、取り外すことができるので
ブリッジより清掃が簡単で清潔に保つことができる、治療期間も短期間ですむことが挙げられます。
しかしその一方で食べかすが中に入りやすく噛み心地がよくない、慣れるまで痛みが出ることがある、
見た目があまりよくないといった欠点があります。
その欠点を補うために自費診療で金属の留め金がなく、薄く作れ、快適性を向上させたノンクラスプデンチャーもあり、
若い方でも希望されることが増えました!
最後にインプラントです。インプラントは『体内に埋め込む医療器具・材料』のことで、
歯科ではあごの骨に人工の「インプラント体」というねじ状のチタンを埋め込み、歯の根の代わりにします。
しっかり噛めるため両隣の歯を守ることができる唯一の治療です。
取り外しもしないので快適で、他の健康な歯を永く残したい人にはとてもメリットがある治療です。
しかし、手術が必要な治療のため、残念ながら誰もができる治療ではありません。
骨がないとできないのです💦
またあごの骨にしっかりとくっつくのを待つため治療期間もかかります。
入れ歯に違和感があり使えない方、何でも気にせず食べたい方に最適です✨
どの治療も長所・短所がありますが、患者様お一人お一人に合わせた治療をしっかりとご提案させていただきます!
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