2020年10月19日 月曜日
子供の歯ぎしり
こんにちは
Uデンタルオフィス歯科衛生士の後藤です
段々と肌寒くなってきましたね
皆さんは秋は好きですか
今年も綺麗なイチョウや紅葉を見れるのが
楽しみですね
皆さんはお子さんがギリギリと歯ぎしりをすることって
ありませんか?心配になりますよね
大人の歯ぎしりは、ストレスや睡眠時無呼吸症候群
顎関節症などとの関連が指摘されていますが、
子供の歯ぎしりは「生理現象」ですから
成長と共に自然に消えていく行動で
ほとんどのケースが問題ありません
①成長過程で必要だから!
歯が生えてきて、または生え変わると、お口の中の環境が変わってきます。
噛む位置がまだ定まらないので、いわば下顎が不安定なのです。
また顎も成長するので当然歯の位置も動きます。
どこで噛もうか・・?ここか?でもこっちの方がいいかな?
とお子さんも無意識に考えて歯ぎしりをします。
かみ合わせの位置調整をしているんです。
また顎の成長を促すとも考えられています。
音の大きい、小さいにかかわらず、
成長過程で見られる自然なことなので心配いりません。
②乳歯はすり減りやすい
乳歯は永久歯よりも柔らかく、すり減りやすいです。
乳歯は母乳→離乳食→固形物といわば「噛む」という行為をおぼえる役割もあります。
それを取得したころに永久歯に変わっていきますので、
もちろん乳歯は大切ですがすり減る可能性の高いものなので過度に心配する必要はありません
削れていてもしみていなければ、そのままでも大丈夫ですが、
エナメル質が削れている歯はエナメル質に覆われた歯に比べると
ムシ歯に弱いので定期的にフッ素塗布を行い
永久歯への生え替わりを経過観察していきましょう
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