2024年8月9日 金曜日
セミナーに参加しました♪
こんにちは!歯科衛生士の岩元です😊
先日、『ゴールデンカムイ』という漫画の実写映画がNetflixに配信されていたので視聴しました!
原作をもともと知っていたのでかなり期待値は高かったのですが、原作ファンでもいい意味で衝撃を受ける仕上がりになっていました!
皆さんも、よければ見てみてください🎶
さて、先日『歯周病専門医の立場から考える歯周治療における歯科衛生士の役割』というセミナーに参加しました。
当院でも歯周病治療には力を入れていますが、歯周病という病気は口腔内のみならず全身へ影響を及ぼします。
歯周病が進行している方は、そうでない方と比較して日本人の死因第一位と言われる悪性新生物(がん)を発症するリスクが高いと言われています。
癌は口腔癌だけでなく、全身的な癌とも深く関わってきます。
消化器系の食道、胃、大腸などは口を介し食物が到達するため口からの感染はもちろんのこと、血液を通して全身に巡ることもあります。
胃で食物が消化されるように細菌も死滅しそうなイメージですが、歯周病菌の種類によっては胃などの強酸化でも長い間生存することも確認されています。
歯を失って噛めなくなるなど口の中のリスクのみならず、全身の健康にも深く関与する歯周病は完治するものではありません。
メンテナンスは歯周病を管理する上では欠かせません。
治療が終わったから終わりではなく、全身の健康を守るため、ぜひメンテナンスの継続をしていきましょう。
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|2024年3月15日 金曜日
歯周病ってどんな病気?メンテナンスが重要です!
こんにちは!歯科衛生士の岩元です😊
先日、数年ぶりに関東へ遊びに行きました♪
好きなアニメのイベントに参加したのですが、生アフレコの圧倒的な力にずっと涙が止まらず、本当にこのイベントに行くことができて幸せでした😢
完結した作品ですが、世界中の人から今でも愛される作品はきっとこの先も色褪せることがないだろうなと思いました。
さて、今回は歯周病についてお話したいと思います🦷
改めてとなる方もいらっしゃるかと思いますが、歯周病は20歳以上の多くの方がなる病気です。
歯周病は初期の頃は痛みなどをほとんど伴いませんが、放置しておくとさまざまな症状が出て、最悪の場合歯を支える骨が溶けてしまい歯を残せなくなることもある病気です。
歯にとってももちろんですが、歯周病で注意して頂きたいのはお口の中のリスクだけに留まらず、血液を介して歯周病菌が身に行き渡ることにより全身疾患のリスクもあることです。
主な原因は歯垢です。
歯垢の除去が不十分だとやがて歯磨きでは除去不可能な歯石となり、歯石の周囲に更に歯垢が付着……という悪循環を繰り返します。
お口の中の菌を完全に0にすることは出来ませんので、一度歯周病になってしまうと完治は難しいと言われています。
そこで大切になるのが進行を以下に阻止するか、ということです。
当院で治療を終えた方はメンテナンスに移行しますが、治療の終わり=ゴールではありません!
先もお伝えした通り、お口の中の菌を0には出来ません。治療後のお口の環境を維持し、歯周病をコントロールするためには日常の歯磨きだけでは行き届かない歯ぐきの中などの清掃、歯周病の原因となる歯垢や歯石の除去が不可欠です。
定期的なメンテナンスで、いつまでも健康にお食事を楽しみましょう😊
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|2023年11月17日 金曜日
定期的なメンテナンスで糖尿病予防も!
こんにちは☀️歯科衛生士の横山です!
朝と夜冷え込むようになりましたがみなさん風邪などひかれていませんか?
横山は元気もりもりで半袖で生活しています✨
いま実習生がきてくれていて自分の学生時代を思い出し、かわいくいつもお話ししたくなってしまいます😊
ところでみなさん、口渇、多飲多尿、体重減少、易疲労感などの症状はありませんか?
夏バテに似ていますが…これらの症状がある方は糖尿病かもしれません!(>_<)
糖尿病とは血液中のブドウ糖濃度を下げるインスリンというホルモンの出が悪い、
もしくはインスリンの効きが悪いために慢性的に高い血糖値が続いている状態をいいます。
自覚症状が出た時にはかなり進行しています。
怖いのは合併症で、視力低下・失明、足壊疽、糖尿病腎症などが挙げられます。
お口からの糖尿病予防は、よく噛んで食事することと歯周病予防の2つがあります。
ゆっくりよく噛んで食事をするとインクレチンという消化管ホルモンが出て、インスリンの分泌を助けたり、
食べ過ぎを抑制して重症化リスクを下げてくれます。
また、歯周病による歯茎の炎症で、炎症性サイトカイン(TNF-αなど)が増加し、インスリンの効きが悪くなり糖尿病がさらに悪化するという悪循環に陥ります。
糖尿病はHbA1cの値を基準にしており、歯周病を治療するとHbA1cが0.4〜0.7%改善するという研究があり、
経口薬1剤で0.6%低下させられると言われていることから、歯周病治療は経口薬1剤に匹敵する効果があるのです。
定期的なメンテナンスやお家でのケアを行い、歯周病予防、重症化予防をしていきましょう!
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|2023年10月20日 金曜日
メンテナンス時の唾液検査って必要なの?
こんにちは😊歯科衛生士の愛甲です!
朝晩涼しくなり、過ごしやすい季節になりましたね。すでに少し寒いくらいですが、、💦
最近は、香りのアイテムにハマっています!
元々、偏頭痛持ちなのですが塗るアロマをこめかみや肩、首筋に付けるとスーッとしてスッキリします。
寝る前に首筋につけると、ポカポカしてすぐに寝付けます。
なかなか自分のことは後回しになりがちですが、癒しの時間を大切に自分自身を労わっていきたいなと思います!☘️
さて、当院では一年毎の唾液検査の受診をおすすめしています!
お口の中の環境は、生活習慣や体調などにより日々変化しています。
お口の中には大きく分けて、むし歯の原因菌と歯周病の原因菌があり、その2種類がバランスをとっています。
どちらの菌も多い場合は特に注意が必要ですが、歯周病の治療をして歯周病菌が減ると逆に急にむし歯菌が勢力を増したり、その逆もあります。
また年齢とともに唾液の量や質が変わり、注意が必要になってくることも多いです。
そういった変化を唾液検査することで、見える化することができます!
お口の状態が数値として見えることで、メンテナンスで行なっている予防処置を、より正確にお口の状態に合わせて行うことができます。
日々のメンテナンスで行っている歯茎の検査やレントゲンでは歯茎の炎症や骨の状態は分かりますが、菌の多さは分かりません。
むし歯に関しても、唾液の耐酸性度やむし歯菌の数などは、唾液検査をしないと分かりません。
そして、人には言えない口臭に関しても唾液検査で数値化することで現状を知ることができます。
唾液検査の結果を踏まえて、個々のお口に合わせて必要なメンテナンスや今後のケアなどもご提案いたしますので、お口の中をより健やかに快適に過ごしていただけるお手伝いができると思います😊
以前、唾液検査された方は過去の結果との比較もできますのでお口の状態の変化も見ることができます!!
※唾液検査を行う前の注意点として、予約時間の2時間前までに水を含めた飲食、歯磨きを済ませてご来院ください。
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|2023年4月7日 金曜日
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所
こんにちは!
歯科助手の篠塚です🌝
満開だった桜もだいぶ散ってきましたね。
桜が散るのは寂しい気持ちになりますが、少しずつ葉桜に変わっていく様子を見るのも季節の変化を感じられ、最近の通勤の楽しみになっています。
さて今回は、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所についてのお話です。
日本は世界トップクラスの長寿国ですが、諸外国と比べると中高年以降急速に歯を失っていくことが実態調査で分かっています。
その点からも日本は歯の後進国と言われています💦
日本は皆保険制度という他国にはない良い制度があり、日本の歯科治療費は3割負担で考えると国際平均価格のたったの4%という超破格な金額ですが、それが歯の価値を逆に低くしてしまう理由かもしれません・・
歯の1本の価値は過去の裁判の判例でみると「100~150万」という価格が出ているのを考えると、本来口の中は家が建つ金額の価値があるということになり、歯を失うことがいかに残念なことかお分かりになると思います。
そもそも以前、日本の保険制度では予防処置は認められていませんでしたが、2016年、かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所、通称“か強診”という新たな制度ができ、許可を受けた歯科医院では予防に関わる処置に保険の適用が認められるようになり、継続的な管理を行い重症化を予防することが出来るようになりました。
具体的には認可を受ける前は次のメンテナンスまでに3ヶ月以上期間を空ける必要がありましたが、か強診の認可を受けたことによって重症度合いにより毎月保険適用でのメンテナンスが可能になりました。
これはお口の中の健康が全身の健康に大きく関わることが分かり、医療費の大幅な削減が可能であることが分かったからですが、かかりつけ歯科医は「専門性」「衛生面・安全面」「他機関との連携」の高い基準を満たさなくてはならず、全国の歯科診療所の16%しかありません(2020年調べ)。
当院はこの認定を受けた歯科医院なので予防を保険で行いますが、国で定められた保険点数により他院よりも費用が少し高く思われるかもしれません。
皆さんのお口の健康を守り、いつまでも幸せに人生を過ごせるお手伝いができればと日々取り組んでいますので、ご理解いただきますようよろしくお願い致します。
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