2022年12月23日 金曜日
型取りはなぜ必要?
こんにちは😊歯科助手の北川です!
今年も残すところあとわずかですね💦
12月は毎年飛ぶように過ぎていく気がしますが、こんな時こそ、
心を落ち着けて穏やかに新年を迎えたいなぁと思います✨
今日は歯科の治療で行う型取りについてのお話です😊
歯科の治療で、詰め物や被せ物、入れ歯を作る際には歯型を採り模型を作ります。
その模型を元に歯科技工士が作製します。
型取りはお口の中を再現し、歯並びや噛み合わせの状態を調べるために行います。
また型取りして作った模型をもとに治療方針や、かぶせ物や入れ歯の設計なども決めていくのですが、お一人お一人のお口に精密に合ったものを作るためにとても大切なものになります!
歯科で型をとることを『印象採得』といい、使用する材料を印象材といいます。
一般的に行われるのはアルジネート印象と呼ばれるものです。
ピンクのペースト状の原材料はアルギン酸という成分なのですが、実は昆布などの海藻類に含まれています😊
またより精密な型を採る際にはシリコン印象を利用します。
シリコン印象はアルジネート印象より精密に型を採ることができ、変形が少なく実物をよく再現することができるため、より歯にピッタリと合う詰め物や被せ物が出来上がります♪
セラミックやジルコニアのかぶせ物や金属床義歯などの自由診療は、使う材料に制限がないため、かなり精密に作ることができ、歯の寿命がかなり長持ちします。
型取りが気持ち悪くて苦手な方もいらっしゃると思いますが、深呼吸するイメージで、鼻でゆっくり腹式呼吸してみて下さい!
今後は光学印象という型取りがいらない時代がきますのでご期待ください♪
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