近年、根面う蝕が増加していることをご存知でしょうか?

2025年2月7日 金曜日

近年、根面う蝕が増加していることをご存知でしょうか?

こんにちは😊歯科助手の北川です♪

寒い日が続きますね💦

熊本市内も雪がちらつく日が続いていて、毎日積もっていないかドキドキしています⛄

積もると大変なことばかりが先に浮かんでしまいますが、雪が舞う景色はきれいで好きです♪

 

今回は根面う蝕についてです。

根面う蝕とは、歯ぐきが下がることにより露出した歯の根っこに生じるむし歯のことです。

歯周病が進行し、歯ぐきが下がることで歯の根が出てきますが、加齢や服薬で唾液が減ることでむし歯が進行します。

この根面う蝕の何が厄介なのかというと、

①むし歯の進行が早い・・根面はエナメル質ではなく象牙質です。

象牙質のハイドロキシアパタイトの結晶はエナメル質と比較すると小さく脆いため、酸に溶けやすく進行が早いです。

②セルフケアが困難・・・特に奥歯は複数の根っこがあり、その部分に汚れが溜まりやすくセルフケアが非常に困難です。

フロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなどの補助清掃用具が必須です。

③自覚症状が少なく、早期発見が困難・・・エナメル質にできるむし歯は色の変化などで比較的容易に検出できますが、根面う蝕は色調の変化や粗造感が出にくく検出が困難となります。

④治療が困難・・・歯ぐきの中まで進行していることが多く、切削をともなう修復治療も難しいです。

そのため、非切削での重症化予防が健康寿命の延伸につながる鍵となります。

そこで有効なのがフッ化物です!

日頃使用していただく歯磨剤に1450ppmのフッ化物が入ったものを取り入れていただくことに加え、歯科医院でのメンテナンスの際に高濃度フッ化物を塗布することで、進行が早いと言われる根面う蝕の重症化を予防することが大切になります。

また、見えにくい場所にできるむし歯ですので、年1回のレントゲン撮影が必須です!

ご自身の歯を守り、一緒に歯の健康を伸ばしていきましょう✨

 

投稿者 Uデンタルオフィス | 記事URL

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