ジルコニアとセラミックって何が違ってどういいの?

2024年9月20日 金曜日

ジルコニアとセラミックって何が違ってどういいの?

こんにちは😊歯科衛生士の東郷です!

9月に入り、朝晩少しずつ涼しくなってきましたね~!

先日は彼岸花を見かけたり、お店では金木犀の香りの柔軟剤を見かけたり秋を感じるばかりです💕

 

さて、今回はジルコニアとセラミックの違いについてのお話です。

近年、歯科ではメタルフリーがスタンダードになりつつあります。

その理由は従来の銀歯(金銀パラジウム合金)が身体や口腔内の状況を悪くする素材だからです。

それに代わる安心な素材、ジルコニアとセラミックについて今回は解説いたします。

なぜこの2つがいいと言われているのか、答えは簡単で、歯垢が圧倒的につきにくく身体にも害のない素材だからです。

歯垢が原因で被せ物の隙間から中がむし歯(2次カリエス)になったり、歯周病も進行します。

ジルコニアは大変強度があり、噛む力に耐えることができます。

同様にセラミックも強度があり、ジルコニアよりもさらに精密で色調合わせも得意です。

天然歯にもっとも近く、差し歯だと分からないくらいきれいに作れます。

当院では専門の技工士が完全オーダーメイドで作りますので、時間がどうしてもかかります。

これら2つは保険診療では作れない為、どの歯科医院でも自由診療で費用も変わります。

2つの素材の良さはお伝えした通りですが、被せる前の神経の治療や、歯茎の治療、精密な型取り、すべてにこだわらないと長持ちせず、それまでにかかる時間や技術料が被せ物の値段になります。

当院は補綴治療(被せ物)が専門の1つで自信をもって提供しておりますので、安心してお任せ下さい。

 

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2023年7月28日 金曜日

当院の自由診療(ホテツ)の治療の流れは・・

こんにちは😊歯科助手の北川です♪

いつの間にか梅雨明けして、溶けてしまいそうに暑いですね💦

そうかと思えば毎日のように夕方には激しい雨が降るのでお出かけも大変ですよね・・

お祭りや花火大会も復活してきて、楽しみが多い夏になりそうですが、

熱中症にはしっかり気を付けたいと思います!

 

今回は自由診療のお話です😊

歯を長く健康に保つためには、歯垢の付きにくい素材(セラミック・ジルコニア)を選ぶこと、

精密に歯と被せ物がフィットするように作ること、かみ合わせを精密に調整することが必要です。

素材を変えただけでは長持ちせず、精密に治療を行い、精密に作られた被せ物を入れることで長期安定が可能になります。

当院の自費治療の被せものはセラミック専門の技工士が制作しています。

自費の歯の制作工程は複雑で、歯科医師、技工士の技術はもちろん、医療スタッフ全体のチームワークで一

丸となって取り組んでいます。

 

治療の流れは①概形成(むし歯を削り、被せ物の特性に合わせて削った部分を形成)

→②仮歯(仮の歯を作り、嚙み合わせを保全)

→③本形成(歯茎を傷つけないように歯の周りに薬を入れ、精密に最終的な形成を行う)

→④精密印象(精密に歯の形をとれるシリコン印象材で型どり)

→⑤技工士立ち合い1回目(土台が精密にフィットしているか確認、色のチェック)

→⑥技工士立ち合い2回目(素焼きの状態でかみ合わせや色合わせを確認、最終チェック)

→⑦最終接着(隙間ができにくい接着剤で歯に接着後、接着剤が歯茎の中に残っていないかレントゲンで確認して終了)です✨

あとは定期健診に通い、チェックすることで長持ちさせましょう!

保険で作れる銀歯とは製作工程が大きく異なり、手間暇かかる分費用はかかりますが、

歯の寿命をかなり延ばすことが可能になりますよ! 

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2023年5月12日 金曜日

補綴(ホテツ)とは。。

こんにちは!歯科助手の北川です♪

ゴールデンウィークも終わりすっかり日常が戻ってきましたね。

皆さん、ゴールデンウィークは満喫されましたか?

我が家は大阪旅行に出かけ、大阪城、USJ、海遊館、道頓堀、通天閣・・

と、とことん遊んできました😊

 

さて、今回は補綴(ホテツ)についてのお話です🦷

皆さん、補綴(ホテツ)という言葉をご存じですか?

補綴とは身体の欠損した部分を人工物で補うことをいいますが、

歯科では天然歯を失うことになってしまった際に人工物で補う治療のことをいいます。

補綴治療を行うことで、見た目だけでなく、うまく噛めない、話せないといった問題を解決して

健康を維持することが可能となります。

ブリッジや義歯、インプラントといった治療を行いますが、それぞれに長所短所があり、

しっかりと検討し納得した上で治療することが大切です!!

まずはブリッジです。ブリッジは失った歯の両隣の歯を土台として被せものをする治療です。

違和感が少なく、治療期間が短くすむのが長所です!

噛み心地も比較的よいため食事もしっかりとることができます。

一方で両隣の歯を削る必要があるため、左右の歯の寿命が短くなってしまうこと、

清掃が難しいことが欠点として挙げられます。

隣の歯が天然歯(削っていない歯)の場合は避けたい治療です。

次に義歯です。いわゆる入れ歯のことで部分入れ歯、総入れ歯があります。

長所としては両隣の歯を削る必要がないため健康な歯に優しい、取り外すことができるので

ブリッジより清掃が簡単で清潔に保つことができる、治療期間も短期間ですむことが挙げられます。

しかしその一方で食べかすが中に入りやすく噛み心地がよくない、慣れるまで痛みが出ることがある、

見た目があまりよくないといった欠点があります。

その欠点を補うために自費診療で金属の留め金がなく、薄く作れ、快適性を向上させたノンクラスプデンチャーもあり、

若い方でも希望されることが増えました!

最後にインプラントです。インプラントは『体内に埋め込む医療器具・材料』のことで、

歯科ではあごの骨に人工の「インプラント体」というねじ状のチタンを埋め込み、歯の根の代わりにします。

しっかり噛めるため両隣の歯を守ることができる唯一の治療です。

取り外しもしないので快適で、他の健康な歯を永く残したい人にはとてもメリットがある治療です。

しかし、手術が必要な治療のため、残念ながら誰もができる治療ではありません。

骨がないとできないのです💦

またあごの骨にしっかりとくっつくのを待つため治療期間もかかります。

入れ歯に違和感があり使えない方、何でも気にせず食べたい方に最適です✨

どの治療も長所・短所がありますが、患者様お一人お一人に合わせた治療をしっかりとご提案させていただきます!

 

 

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