2024年11月15日 金曜日
歯周病と糖尿病の深〜い関係!
こんにちは😊歯科助手の北川です♪
先日、近所のマルシェに行ってきました!
キッチンカーが来ていろいろな美味しい食べ物が出店されていたり、かわいいお花屋さんが来ていたり、子ども向けのイベントもあり、
お天気にも恵まれとても賑わっていました✨
中学生の娘の部活(吹奏楽部🎷)も呼んで頂いて演奏したのですが、みんなとても楽しそうに演奏していて嬉しかったです♪
さて、今回は歯周病と糖尿病の関係についてのお話です!
私たちは食事からエネルギーを摂取し、速やかに細胞に取り込んでいます。
この時にインスリンというホルモンが働き、血液中のブドウ糖を細胞に取り込ませる指令を出し血糖値が低下しますが、インスリンが十分に働かないと血糖値が下がらずに糖尿病になってしまいます。
実はこの糖尿病と歯周病に深い関係があります。
歯周病を起こす細菌の多くはグラム陰性菌と呼ばれ、内毒素と呼ばれる毒素を産生します。
この毒素は非常に強力なため、歯周病が重症化して毒素が体内に侵入するようになると、私たちの体はこれを排除して体を守ろうとします。
この時、体を守るための免疫システムを活性化させる物質を多量に産生します。
特に内臓脂肪組織でこの物質を多く産生すると言われていますが、この物質こそがインスリンの働きを邪魔する物質(悪玉物質)と同じものであることが判明しました。
高度肥満でなくとも、歯周病のように内毒素を産生する菌に感染し、毒素が容易に体内に侵入する環境下では、本来太った方の内臓脂肪で産生されるインスリンの作用を邪魔する物質と同じ悪玉物質を作ってしまいます。
そのため、血糖が下がりづらい状態になってしまい、血糖の管理が困難になってしまうのです。
よって歯周病をきちんと治療して内毒素を排除すると、悪玉物質の産生が低下するため、血糖の改善が期待できると考えられるようになりました。
当院は患者さんの全身の健康を本気で守っていくために、院長が日本糖尿病協会登録歯科医になり、まず初診の方から血糖値の測定を始めました。(無料です!)
最近、喉が乾く、体がだるい、トイレが近い等の症状がありましたら、おっしゃってください!
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