2014年6月29日 日曜日
噛める入れ歯(総義歯)
梅雨明け前の天候不順の日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日歯科医師の先生方を対象にした義歯(入れ歯)の講習会のアシスタントをしてきました。
入れ歯でお困りの患者様に来ていただき、先生方は半年間学びながら実際に入れ歯を
作製していくコースで、6年前からお手伝いしています。
毎回、義歯が出来上がり、
噛めることを実感された患者さんの表情を見れた瞬間が何より嬉しいです。
上下総入れ歯でも、固くて有名な草加せんべいやリンゴ丸かじり
できるようになられるかたも多くいらっしゃいます。
じつは・・・・
3枚重ねのせんべいバーガー
『命の入り口、心の出口』・・・・噛むことは生きることに直結します。
噛むことで脳への血流量が増えると顔の表情が変わり、痴呆予防になります。
また、口は健康のシグナルであり、全身の病気とつながっています。
歯がある方と比較して、歯を失ったかたの医療費が平均して年間10万円以上
かかっていることが様々な調査で明らかになっています。
それが毎年かかってくることを考えると・・・。
歯が痛くなる前の定期ケアが根づき、膨れ上がる医療費に歯止めがかかるような仕組みが
できるかどうかは、医療従事者の意識、知識、技術いかんにかかわっています。
口を命の入り口にするか、病の入り口にするか。
皆さんはどちらを選びたいですか?
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