2023年11月17日 金曜日
定期的なメンテナンスで糖尿病予防も!
こんにちは☀️歯科衛生士の横山です!
朝と夜冷え込むようになりましたがみなさん風邪などひかれていませんか?
横山は元気もりもりで半袖で生活しています✨
いま実習生がきてくれていて自分の学生時代を思い出し、かわいくいつもお話ししたくなってしまいます😊
ところでみなさん、口渇、多飲多尿、体重減少、易疲労感などの症状はありませんか?
夏バテに似ていますが…これらの症状がある方は糖尿病かもしれません!(>_<)
糖尿病とは血液中のブドウ糖濃度を下げるインスリンというホルモンの出が悪い、
もしくはインスリンの効きが悪いために慢性的に高い血糖値が続いている状態をいいます。
自覚症状が出た時にはかなり進行しています。
怖いのは合併症で、視力低下・失明、足壊疽、糖尿病腎症などが挙げられます。
お口からの糖尿病予防は、よく噛んで食事することと歯周病予防の2つがあります。
ゆっくりよく噛んで食事をするとインクレチンという消化管ホルモンが出て、インスリンの分泌を助けたり、
食べ過ぎを抑制して重症化リスクを下げてくれます。
また、歯周病による歯茎の炎症で、炎症性サイトカイン(TNF-αなど)が増加し、インスリンの効きが悪くなり糖尿病がさらに悪化するという悪循環に陥ります。
糖尿病はHbA1cの値を基準にしており、歯周病を治療するとHbA1cが0.4〜0.7%改善するという研究があり、
経口薬1剤で0.6%低下させられると言われていることから、歯周病治療は経口薬1剤に匹敵する効果があるのです。
定期的なメンテナンスやお家でのケアを行い、歯周病予防、重症化予防をしていきましょう!
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