自費診療に関するよくある質問
セラミック治療について
セラミック治療とはどのような治療ですか?
身体に優しく安全性の高い素材を用いた修復治療です。当院の最大の特徴は、審美治療を専門とする歯科技工士と連携し、極めて精度の高い被せ物を作製する点にあります。院長自らが精密な型取りを行い、口腔内にピタリと適合する修復物をご提供することで、結果的にむし歯の再発を防ぎ、生涯長く機能する治療を目指しています。
保険の銀歯とセラミックでは、どのような違いがありますか?
最も大きな違いは「精密さ(隙間の無さ)」と「汚れ(プラーク)の付きやすさ」です。銀歯は表面に汚れが吸着しやすく、隙間も多いため内部でむし歯が再発(二次う蝕)するリスクが高くなります。一方、セラミックは精密で隙間がなく汚れを弾くため清潔な状態を保ちやすく、見た目も天然の歯と見分けがつかないほど自然で美しい仕上がりになるのが特徴です。
セラミック治療が完了するまで、どのくらいの期間がかかりますか?
患者様の状態により異なりますが、当院では専門の歯科技工士を招いて精密に作製する工程を踏むため、歯1本あたり約1ヶ月程度の期間をいただいております。
セラミックの歯が割れたり欠けたりすることはありますか?
強い衝撃が加わると、陶器と同じように割れたり欠けたりする可能性はゼロではありません。しかし当院では、噛み合わせのバランスを精密に調整し、特定の歯に過度な負担がかからないように設計することで、破折のリスクを最小限に抑える工夫を行っております。食いしばりから歯を守るマウスピースが必要な場合も多いです。
セラミック治療後に注意することはありますか?
基本的にはご自身の歯と同じようにお食事を楽しんでいただけますが、鳥の骨や極端に硬いものを意図的に強く噛み砕くようなことは、破損の原因となるため避けていただくようご案内しております。
ホワイトニングについて
ホワイトニングをすると、歯はどの程度まで白くなりますか?
元々の歯の質などにより個人差はございますが、ご家族やご友人など「周囲の方から見て、明らかに歯が白く明るくなった」と感じていただけるレベルまでトーンアップすることが可能です。
ホワイトニングの薬剤が、歯や歯肉に悪影響を与えることはありませんか?
ホワイトニングは世界中で長く行われている治療であり、正しく使用すれば身体への影響は基本的にありません。ただし、薬剤の扱い方を間違えると歯肉を傷つける恐れがあるため、当院では歯科医師や歯科衛生士がしっかりと進行状況を管理し、安全な治療を提供しております。
白くなった歯の効果は、どのくらいの期間持続しますか?
当院では、白さが長持ちしやすい「ホームホワイトニング」を採用しております。そのまま放置すると徐々に元の色へ戻っていきますが、4ヶ月から半年に1回程度のペースで「タッチアップ(追加のホワイトニング)」を行っていただくことで、美しい白さを永続的に保つことができます。
過去に治療した差し歯や、プラスチックの詰め物も白くなりますか?
ホワイトニング用の薬剤は天然の歯にのみ作用するため、人工の被せ物や詰め物が白くなることはありません。ホワイトニング後にご自身の歯との色の差が目立ってしまうことを防ぐため、治療前には必ずしっかりとご説明を行っております。
ホワイトニングの施術後に、自分で気をつけるべきことはありますか?
ホワイトニング直後は歯が着色しやすい状態になっているため、コーヒーやカレーなど色の濃い飲食物はなるべく控えていただくことをおすすめします。もし召し上がった場合は、すぐに歯磨きやうがいを行うなど、早めのケアを心がけてください。
インプラント治療について
そもそもインプラント治療とは、どのような治療ですか?
歯を失ってしまった箇所の顎の骨に、人体によく馴染むチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着して噛む機能を回復させる治療法です。
インプラントと、入れ歯やブリッジとの一番の違いは何ですか?
最大の違いは「周囲の健康な歯を削る必要がない」という点です。入れ歯は周囲の歯を削りませんが、取り外しの手間があり、噛む力が弱くなります。ブリッジは固定式でしっかり噛めますが、土台として両隣の健康な歯を削らなければならないという大きなデメリットがあります。インプラントは周囲の歯を守りながら、天然の歯に近い力でしっかり噛めるのが特徴です。
インプラント治療が完了するまでには、どのくらいの期間が必要ですか?
患者様の顎の骨の状態にもよりますが、インプラント体が骨としっかりと結合するのを待つ必要があるため、おおよそ3ヶ月から半年程度の期間がかかります。また、骨の量が足りず骨を増やす処置(骨造成)を行う場合は、さらに期間を要することがあります。
インプラントを入れた後も、定期的なメンテナンスは必要ですか?
はい、ご自身の天然の歯と全く同じように、毎日の丁寧なケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスが不可欠です。特別な磨き方が必要というわけではありませんが、周囲の歯肉が炎症を起こさないよう、しっかりと清潔な状態を管理していくことが長持ちの秘訣です。
インプラントは、年齢や体質に関係なく誰でも受けられる治療ですか?
いいえ、すべての方に適応できるわけではありません。顎の骨の量が極端に少ない場合や、全身の持病(コントロールされていない糖尿病など)がある場合は、安全性を考慮して手術を行えないことがございます。まずは事前の精密検査とご相談をお願いしております。
成人矯正について
大人になってからでも、歯並びを治す矯正治療は可能ですか?
はい、歯を支える骨や歯周組織が健康であれば、大人になってからでも十分に可能です。当院では、被せ物の治療(補綴治療)をより良い状態で行うための前処置として、70歳代の方に矯正治療をご提案し、実施するケースもございます。
大人の矯正治療では、どのような装置を使用しますか?
患者様の歯並びの状態やライフスタイル、ご希望に合わせて、従来のワイヤー矯正や透明で取り外しが可能なマウスピース型矯正装置(アライナー)をご提案し、最適なものを選択して治療を進めます。
大人の矯正治療は、完了するまでにどのくらいの期間がかかりますか?
歯を抜く必要があるか(抜歯・非抜歯)など、お一人おひとりの症例によって大きく異なりますが、一般的な抜歯を伴う全体矯正の場合、おおよそ3年程度の治療期間を目安としております。
治療中の痛みや、日常生活への影響はありますか?
歯に力を加えて人為的に動かしていくため、装置を調整した直後などは痛みや違和感が生じることがあります。特に最初の数日間は、硬いものを噛むと痛みを感じやすくなるため、お食事の内容を工夫していただくなどの配慮が必要になる場合があります。
矯正治療できれいになった歯並びが、元の状態に戻ってしまう(後戻り)ことはありますか?
はい、矯正装置を外した直後の歯は不安定なため、そのまま放置すると元の位置に戻ろうとする力が働きます。後戻りを防ぐため、治療後は必ずワイヤー保定や「リテーナー(保定装置)」を装着していただき、定期的なメンテナンスで歯並びを固定していく期間が必要となります。
小児矯正について
子どもの矯正治療は、何歳頃から相談や治療を始められますか?
実際に矯正装置を口腔内に入れる治療は、およそ4〜5歳頃からスタートすることが可能です。また、それより前の段階でも、口周りの筋肉のトレーニング(MFT)や悪習癖の改善指導を行うことは、将来の歯並びを守るために非常に有効です。
子どもの矯正(小児矯正)と、大人の矯正(成人矯正)の最大の違いは何ですか?
小児矯正は「顎の骨が成長する力」を利用し、骨格の発育をコントロールしながら治療を進められる点が最大の違いです。大人の場合はすでに骨の成長が終わっているため、現状の骨格という制限の中で歯を動かすことになります。
「バイオブロック治療」とは、どのような小児矯正ですか?
単に歯をきれいに並べることだけを目的とした矯正ではありません。顎や顔面領域の骨格が正常な位置へと成長するよう促し、お顔のバランスを整える治療です。これにより気道(空気の通り道)が広がりやすくなり、将来的なアレルギー症状や喘息などのリスクを軽減する効果も期待できます。
小児矯正を早めに行うことで、どのようなメリットが得られますか?
将来、永久歯を抜いて矯正治療を行うリスクを大幅に下げることができます。仮に成長してから二期治療(大人の矯正)が必要になった場合でも、土台となる骨格が良い状態からスタートできるため、治療期間が短縮され、より理想的な結果に繋がりやすくなります。
小児矯正を進める上で、保護者が自宅で気をつけるべきことはありますか?
取り外し式の装置を使用する場合、ご自宅での装着時間を保護者様がしっかりと管理していただく必要がございます。また、矯正中はむし歯になりやすいため「毎日の仕上げ磨き」を徹底することや、口をぽかんと開けないような「日常生活でのトレーニング」のサポートをお願いしております。
